2009年11月30日
松島水族館の仙台港背後地移転はデメリットが大きい(2)
2009年4月19日
仙台市宮城野区
仙台港背後地土地区画整理事業
高砂中央公園・松島水族館移転予定地
2009年4月19日
仙台市宮城野区
仙台港背後地土地区画整理事業
松島水族館移転予定地から三井アウトレットパーク仙台港方向
開館80年超の意味
マリンピア松島水族館は、開館してから80年を超える水族館です。
80年同じ場所で水族館が続いたのには、理由があると思います。
松島水族館のある場所は、日本三景松島という大きな観光地の入口のJR松島海岸駅前であり、背後には県営の大きな駐車場があり、単純に考えても、立地条件は素晴らしいものだと感じられます。
日本三景松島という、一時的な流行で人が集まっているのではない観光地、松島の入口で安定的に観光客が来る。このような好立地はそうあるものではありません。
松島水族館の入館者数は、近年減少しているということですが、松島水族館の老朽化による原因、男鹿水族館やアクアマリンふくしま等の競合水族館の出現、松島内の競合集客施設の増加等が考えられます。入館者数減少の主原因は競合増加と施設の競争力不足な部分であり、立地では決してないと考えています。
現在地での建て替えを長期間検討されてきた事を考えれば不可能かもしれませんが、可能であれば、現在地や南側の県営駐車場等に建て替え・移転することが、ベストではないかと考えています。
松島水族館は、日本三景松島との相乗効果がある
松島水族館は、学校等の団体客受け入れ施設だと考える事ができます。
宮城県内学校からの遠足や県外からの修学旅行等、松島に来た学生は、松島水族館に入館する場合が多いと思います。
それが、現在の計画のように仙台港背後地に松島水族館が移転すれば、松島海岸と仙台港の間の移動時間がかかりますので、松島に来た学生が仙台港の水族館に行く可能性は低くなりますし、仙台港の水族館に来た学生が松島を観光することも、ほとんどないでしょう。
松島水族館が仙台港背後地に移転する理由
松島水族館が仙台港背後地に移転する理由は、仙台市の支援ともう一つ、仙台市民100万人が来てくれる、と考えているからではないかと思います。
三井アウトレットパーク仙台港に近いから、仙台近郊や東北全域から来る買い物客も取り込めると考えているのではないでしょうか。
水族館の仙台港背後地移転で仙台市民100万人が来るのか
八木山の遊園地や動物園は、都心に近い場所にありますが、仙台市民100万人はどれぐらい来ているでしょう。遊園地や動物園が好きな人は多くの回数行っているでしょうが、行かない人は殆ど行かないのではないでしょうか。
仙台港背後地に移転した新水族館には、新しいうちは目新しさで、仙台市民や、宮城県全域、東北地方から人が集まってくるでしょう。しかし、時間が経過すれば、周辺商業地の魅力も半減し、水族館自体の魅力だけで、集客せざるを得なくなると思います。
松島という安定的な観光地と違い、目新しさで人が集まってきている仙台港背後地は、今後何十年も存続する必要がある水族館の立地として、特別良い場所とは思えません。
私の代替案は?
私の代替案としては、上にも書きましたが、現在地での建て替えがベストだと思っています。
その他はまた次に書きます。
松島水族館の仙台港背後地移転はデメリットが大きい
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