「仙台市地下鉄東西線開業にあわせたバス路線再編(案)」資料の読み方(2)

仙台市の資料「地下鉄東西線開業にあわせたバス路線再編の概要」
この中に、
「所要時間の変化 平日平均(分)※1」
とあります。

米印を読む必要があります。
「※1 平日平均は、平日(平成24年10月)の通勤・通学時間帯(7:30~8:30)における所要時間の平均値」
と注意書きがあります。
 

所要時間の平日「日中」平均の掲載がない

今回、仙台市が作成した資料の中には、所要時間の中に平日「日中」平均はありません。
資料には、通勤・通学(朝ラッシュ)時間帯や最大所要時間は掲載されていますが、日中に路線バスを利用した場合の所要時間の数字は掲載されていません。

日中の所要時間の掲載が無いことは問題があります。
バス路線再編の資料として不足であるという事と、仙台駅(都心)直通が無くなることで、直通か地下鉄乗り継ぎか、良い方を選択できないからです。

地下鉄が通勤・通学(朝ラッシュ)時間帯の時間短縮に有効なのはわかります。
しかし、日中は地下鉄乗り継ぎすることにより、現在の仙台駅(都心)直通よりも所要時間が長くなる場合があります。
 

高齢化社会を軽視している

日中の路線バスは、多くの高齢者が利用しています。
乗り継ぎは、いくらエレベーター・エスカレーターが整備されても横の移動距離があり、移動が大変なのと同時に歩くのに時間がかかり、自宅から目的地までの所要時間が長くなる事にもなります。

仙台市が地下鉄東西線開業にあわせたバス路線再編の資料を作る際に、通勤・通学時間帯に絞った内容にしているというのは、現在の高齢化社会を軽視しているように感じます。
 

《関連ホームページ》

地下鉄東西線開業にあわせたバス路線再編の概要について | 仙台市
https://www.city.sendai.jp/report/2013/1212195_1415.html

仙台市交通局 地下鉄東西線開業にあわせてバス路線が変わります
http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/news/news/saihen.html