2011年02月06日
2008年4月10日
仙台駅西口バスプール付近から
早朝の地下鉄東西線(仮称)仙台駅予定地・仙台駅前開発ビル(仙台ロフト)
仙台駅前西口バスプールに集約する問題点
仙台駅前のバス停留所を西口バスプール一ヶ所に集めるということは、バスが同じ場所から発着するわけですから、バスの発着によってパスプール出入り口交差点の渋滞が起き、バスプールから各方面に向かう場合にも同一ルートにバスが集中しますから、バスプールの先でも渋滞が起きてしまいます。現状でも、バスプールから青葉通を通り電力ビル前までの所要時間は、バスプール内を走行する時間、バスプールの出口交差点の待ち時間などがあり、単純に青葉通りのバス停から発着するよりも所要時間は長くなっています。
また、バス降車場もバスプール内に集約するということのようですから、バスプールに入る時のバスの渋滞も起きますし、バスプール内でも渋滞が起きてしまいます。高速バス乗り場をバスプールに集約する意味
広瀬通にある宮城交通高速バスの停留所は、近年、宮交パーキングが高層ビルに建て替わったことにより、バスベイや待合所が整備され、ペデストリアンデッキも新設され、過去にあった問題点は大きく改善されています。
高速バス乗り場は主に、広瀬通と仙台駅東口に集約されています。
仙台駅東口は、仙台駅東口のバスプールにはJRバス東北を中心に発着、ツアーバスは宮城野通の路上に止まっていますが、事業者によっては空き地駐車場を利用し乗り場としているところもあります。
広瀬通の高速バス停留所を、一般路線バスと同じ仙台駅西口バスプールに集約したとしても、仙台駅東口の高速バス乗り場を含めて集約しなければ一ヶ所にした意味がありませんし、ツアーバスもバスプールに入れるのかどうかという問題があります。
現在の場所からバス停留所を移すということは、バス事業者が自助努力で整備した待合所を廃止し、仙台市が待合所を作り直すことになりますが、その点も疑問に感じるところではあります。
また、一定のシェアがあるツアーバスをバスプールに入れるのかどうか、除外するとしてもバス停留所集約化の意味が薄れてしまいます。
100円パッ区(都心バス100円均一区間)乗り場がわかりにくい
地下鉄東西線開業後の都心内移動としての路線バスは、郊外から来たバスや仙台駅前発のバスは大幅に削減され、都心循環の専用バスか地下鉄利用に変わることになると考えます。
県庁市役所前方面に向かうためのバス停留所(乗り場)を集約させることは、バスの運行上、不可能だと思います。仙台駅前発の路線バスと仙台港フェリーターミ ナル発や野草園発で仙台駅を経由するバスと同じ場所にバス停留所を集約することは、ルートによっては交差点やバスプールを何度も右左折する形になり、合理 的ではありません。
しかし、仙台駅前のバス停留所を再編すること自体は、バスの利便性が向上し、都市の魅力のひとつである公共交通を強化することに繋がります。
バス乗り場を整理する場合に、経由地別にしたらどうか
現在のバス停留所(乗り場番号)は、目的地別になっていると思いますが、実際に利用者が多いのは途中経由地のほうではないかと思います。これまでに地下鉄南北線が整備され、今後は地下鉄東西線開業することにより、路線バスの機能としては終点近くに行くというよりは、地下鉄駅が近くにない都心周辺部への利用が中心となるのではないでしょうか。
バス停留所を再編する場合には、バス停留所(乗り場番号)を経由地別にして、目的地は隣や近くのバス停留所(乗り場番号)に集約するほうが便利になるのではないでしょうか。
バスプール集約は、仙台市地下鉄東西線の集客施策ではないのか
仙台市の「せんだい都市交通プラン」を見ると、「仙台駅東西の駅前広場の機能強化」、「高速バスターミナルの整備」ということが書かれています。
一般路線バスと高速バスのバス停留所を同じ場所にする意味、路線バスの降車場までバスプール内にする意味、アーケード街や百貨店がある場所からバス停留所を離す意味。
意味を考えていると、ひとつの答えが浮かんできました。仙台駅前バス停留所のバスプール集約は、仙台市地下鉄東西線の利便性を上げるための施策なのではないかということです。
仙台駅西口のバスプール、今回拡張する計画の南町通地下には地下鉄東西線の仙台駅があります。この直上にあるバスプールに路線バス・高速バスの乗降場があれば、地下鉄東西線対路線バス連動性が高まり地下鉄東西線の利用者が増えるのではないでしょうか。
地下鉄東西線の利用者が増えることは喜ばしいことですが、仙台駅前の街づくりやバスの運行に悪い影響があるとすれば問題があります。他の要素も含めて、バランスをとった施策の実行が必要ではないかとおもいます。
バス停留所集約のみではない問題
バス事業者間の問題、
仙台駅前の街づくり、
仙台駅東口のバスプールの活用方法、
鉄道並行バス路線縮小の方針、
地下鉄東西線に関わる路線の再編、
仙台駅東西方向を結ぶバス路線を検討するのか、
都心内移動としての路線バスをどの様にして確保するのか
単純に現在の仙台駅前バス停留所を集約するという話だけではないだけに、どの様にすればいいかは簡単には答えは出ませんが、公共交通は仙台の都市機能としての重要な部分ですので、良い方向に向かってもらいたいものです。
《関連ホームページ》
仙台駅周辺地区の交通結節機能強化に向けた検討を行っています - くらしのガイド 仙台市
http://www.city.sendai.jp/sumiyoi/kotsu/keikakutou/1189674_1589.html
せんだい都市交通プラン - くらしのガイド 仙台市
http://www.city.sendai.jp/sumiyoi/kotsu/keikakutou/1195636_1589.html
仙台市交通局 「仙台市自動車運送事業経営改善計画(案)」について,市民の皆様からのご意見を募集します
http://www.kotsu.city.sendai.jp/kigyo/keiei/bus_kaizen_pub.html
仙台市には、JR仙台駅西口のバスプールをロフト側・南町通りまで拡張し、仙台駅前に分散しているバス停留所を集約するという計画があります。2011年2月2日の河北新報には、本格的な検討に入ったという記事が掲載されています。
現在は仙台駅前各所に停留所が分散しています。
JR仙台駅西口バスプールには
主に
若林区方面
太白区方面
仙台市北西部方面
東日本急行の高速バス
ロフトの前には
仙台市北東方面
広瀬通には
宮城交通の高速バスと宮城交通と共同運行しているバス
東北急行バス
青葉通・さくら野前には
国道45号線方面のバス
青葉通・旧青葉通り・仙台ホテル前には
北山・子平町方面
県道仙台泉線方面
他にも降車場が青葉通を中心に広がっています。
あくまでも、主なバス路線をあげましたので、実際にはもっと混在していますし、100円パッ区(都心バス100円均一区間)方面のバス乗り場は一ヶ所ではなく、それぞれの停留所から乗車することになります。
バス停留所の位置を整理して並べてみると、分かりにくいような気はしませんが、実際に利用する場合には、分散していて分かりにくいと感じる部分があります。
現状のメリット
バス停留所が分散している現在のメリットはなんでしょう。
路線バス自体の渋滞緩和、
バス事業者の自助努力、
街の中の人の回遊性
例えば、さくら野の前から出ている路線バスに乗るとします。
待ち時間が少しあれば、さくら野の地下食品売り場で買い物をするということが考えられます。
広瀬通の高速バス停留所から高速バスに乗る場合、発車時間まで時間がある場合には、コンビニでちょっとしたものを買って時間つぶしをします。
仙台駅東口の高速バス停留所であれば、時間がある場合にはギリギリまで近くのお店で買い物や食事をしていられるということがあります。
現状のデメリット
同じ方面のバスが違う場所の停留所から出ている
目的地へ行くバスの乗り場がわかりにくい
バス対バスの乗り換えが移動が大変、わかりにくい
100円パッ区で街中を移動する場合、至る所からバスが出ていて、どこの停留所へ行ったらいいかわからない
今回の計画で考えられているように、一つの場所に乗り場を集約すれば、迷うことなく目的のバス停留所(乗り場番号)に到達することができるようになります。
例えば、JRや地下鉄の仙台駅で降りた人が、バスに乗って目的地に行こうとした場合、バスプールに向かえば必ず目的地へゆくバスの停留所があるわけですから、迷うことはほぼありません。
しかし、仙台駅前バス停留所の西口バスプール集約は、実際には問題がないわけではありません。
《関連ホームページ》
河北新報 東北のニュース/仙台駅前にバス停集約へ 市、西口の拡張を検討
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110202t11021.htm
仙台市交通局 市バス のりば案内
http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/noriba/sendai.html
宮城交通 乗り場案内 仙台駅前
http://www.miyakou.co.jp/bus/route/busstop/sendai.html
仙台駅バスのりば - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E9%A7%85%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%B0#.E4.BB.99.E5.8F.B0.E9.A7.85.E6.9D.B1.E5.8F.A3
2009年07月26日
2009年7月11日
仙台市青葉区木町通
交通局大学病院前バス停留所から
西公園通・北行き方向
仙台市地下鉄東西線(若林区)関連の
現在の主要路線バス経路は以下のとおりです。
交通局大学病院前~定禅寺通市役所前~電力ビル前~仙台駅前~宮城野三丁目・聖和学園前~卸町入口(卸町駅付近)~六丁の目西町(六丁の目駅付近)~六丁の目中町(荒井駅付近)~加茂皇神社前
交通局大学病院前~定禅寺通市役所前~電力ビル前~仙台駅前~五橋~仙台一高前~大和町一丁目~蒲の町歩道橋前~市営バス霞の目営業所
交通局大学病院前~定禅寺通市役所前~電力ビル前~仙台駅前~五橋~荒町~若林区役所~七郷市民センター~深沼
交通局大学病院前~定禅寺通市役所前~電力ビル前~仙台駅前~五橋~荒町~若林区役所~古城三丁目~沖野
仙台市の計画を基にすると、
仙台市地下鉄東西線が開業した時点で
以下のように集約される可能性があります。
(駅名は仮称です)
一番町駅~仙台駅~新寺駅~薬師堂駅~卸町駅~荒井駅
|| ||
|| |加茂皇神社前
|| |
|| 七郷市民センター~深沼
||
|蒲の町歩道橋前~市営バス霞の目営業所
|
若林区役所~古城三丁目~沖野
都心と若林区の「仙台市地下鉄東西線」開通後
都心内の移動、交通局大学病院前付近と仙台駅前・若林区内の路線バスの便数が大幅に削減される可能性があります。
定禅寺通市役所前(三越・一番町4丁目商店街付近)と若林区内の直通バス路線の便数が大幅に削減される可能性があります。
若林区の都心側路線バス経路である五橋と荒町・連坊がパッシングされ、仙台駅にワープする形になります。
郊外分散型の街づくりである副都心計画と同時に進められた仙台市地下鉄南北線と、
コンパクトシティ計画と同時に進められている仙台市地下鉄東西線は、
どの辺が違うのかがわかりません。
行っている事が同じで、全く違う方向性の街づくりを実現することは
可能なのでしょうか。
仙台市の言うコンパクトシティってなんですか?
仙台市の目指す「都心と鉄軌道沿線に街を集約する」という計画は、
都心側軽視になる「仙台市地下鉄東西線」建設で実現できるのでしょうか。
《関連ホームページ》
市政だより2008年4月号・特集1・仙台市
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/shisei/sis0804/tokushu01.html

